桎梏の社畜ブロガー

My eyes, your media

旅に出る時に覚えておきたい、憂鬱な旅を楽しい旅に変える7つの技術

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旅をしている時、憂鬱になることってありませんか?

私は、凄い旅好きですが、しばしば、憂鬱になる時があります。

見知らぬ所を歩いて歩いて疲弊して、

「俺って、旅が好きじゃないんじゃないか・・・」

そんな風に思ってしまうことがしばしばあります。

そんな、グルーミーな気分を変える僕なりのアイデアをご紹介します。

0.そもそも、旅と旅行の違いって?

私が思う旅と旅行の違いはこんな感じです。

:1人、非娯楽、精神的、冒険的、自由・・・

旅行:集団、娯楽、即物的、パッケージツアー的、非自由・・・

旅というのは、「1人でするもので、娯楽ではない。」だから、時々、憂鬱になってしまうのは、仕方ないのかもしれませんね。

けど、憂鬱になってたって、つまらないですよね。そんな時にどうするか、それが、この記事のテーマです。大事なもの順に挙げていきます。

1.小さなことに感動する

旅先で出会うものには、「大きな(マクロな)視点」ではなく、「小さな(ミクロな)視点」で見ると、面白いものがきっと見つかります。

例えば、下の写真は、羽田空港の第1ターミナルの売店ですが、どこにでもありそうな売店ですよね。

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こんな遠巻きで見ていては、何にも面白くありません。近くに行って見てみます。

すると、楽しげなお弁当がいろいろ見つかります!

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▲有田焼茶碗付きの「ゲゲゲの鬼太郎丼」。何で、羽田で売ってるんですかね?境港を思い出します。

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ブルーインパルスのお弁当やヨネスケさんの天むす。そういや、「ヨネスケさんは今もアレやってるのかな?」なんて思い出します。

マクロではなく、ミクロな視点で何事も見る。そうすると、面白いことが見つかるもんです。

2.何にでも突っ込む

芸人のツッコミのように、何にでもツッコんでみましょう。案外、コレが一番気分転換になるかもしれません。

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▲なんて豊富な種類だ!さすが、空港だなっ

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▲さすが、空港。値段が高いぜっ・・・あれっ。どこもこんなもんだっけ・・・?

別に、大したつっこみでもないのですが、何にでも突っかかる。流れているのではなく、何にでも立ち止まる。つっこむ。「小さなことに感動する」と近いですね。

3.出会いに感動する

旅に出ると、普段と違う人々が目に入ってきますが、そんな一人一人に注目してみましょう。

一瞬すれ違った人とは、すでに「今生の別れ」だと思うと、何か感慨深いものがあるのではないでしょうか?

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羽田空港第一ターミナル。

人と人との出会うは奇跡です。

スピードワゴンの小沢さんが、合コンの挨拶で、「現在、地球には60億人いるが、全員に1秒会うだけでも60億秒かかる。こんな中で出会えた奇跡。乾杯!」と言っていましたが、今でも頭に残っています(笑)

1億秒というのは、約3.2年。つまり、60億秒というのは、180年なわけで、出会いというのは、マジで奇跡なわけです。

 「おっ、今の娘、めっちゃ可愛かったぞ」
「あの清掃員のおっさん。頑張ってるな。俺は陰ながら応援しているぞ」

そんなこと思っているだけでも、楽しいもんです。

それと、実際に話しかけてみるのも面白いですよね。小さなこと、どうでもいいことでも話してみる。ただ、相手が引くようなことは慎みたいですね(笑)

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▲大福に乗ったデカい苺。

このイチゴ、ハンパなくデカいっすね」と、私が話しかけると、お兄さんは、しばらく間をおいて「2月は、イチゴの季節ですからね。デカくなるもんです」と感慨深げに言ってました。

「そうか、もうそんな季節なのか。イヤ、小さいヤツいくらでもあるんじゃ・・・」

そう思うと、おかしかったです。

4.何でも体験してみる

受動的に見ているだけでは、やはり、つまらなくなる時もありますから、体験できることがあるなら、体験してみます。

体験するものがないなら、食べてみる。とりあえず、腹に何か入れてみると、元気が沸いてきたりするもんです。

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▲別に腹へってないんだけど、イチゴ大福を食ってみました。天むすを思い出す大きさです。

5.自分の世界に引きこもる

旅に疲れてしまった時、普段聞いている音楽を聴いたり、iPadに入っている漫画で、現実逃避をはかると、気分転換になります。

「あれっ、俺はこんな場所に来てるのに、日常に籠っていていいのか」なんてカンジになるかもしれません。

www.youtube.com

▲羽田でずっと、聞いていました。このアニメ見たことないけど、曲が良いんですよ。

旅先で、なんかこういう悲壮な曲が良く合うんです、私は・・・
皆さんはどうですか?

6.紹介できるほど詳しくなる

SNSやブログで詳しく紹介できるほど、調べます。「えっ、羽田空港のことは俺に何でも聞いてよ。羽田ってのはね、1931年8月25日に開かれた空港でね・・・」と何でも良いから、調べまくります。

調べようと思うと、パンフレットを集めたくなります。結構、いろいろな情報が載っていて面白いんですよね。

ブログネタにもなるし、旅が楽しくなるし、一石二鳥とはこのことです。

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▲飛行機が4鳥・・・いや、4機か。

7.他人と旅をシェアする

Facebookでもブログでも良いですし、自分の旅を書いてもいいですし、旅先で見つけたお菓子を家族や知人に上げるのも、自分が楽しむためのポイントです。

情けは人のためならず、いや、土産は人のためならず、ですね。 

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▲親にかき揚げを買っていきました。「カロリーが高え」と文句を言われました。

8.最後に

以上、別に技術とも言えない7つを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

1.小さなことに感動する
2.何にでもツッコむ
3.出会いに感動する
4.何でも体験してみる
5.自分の世界に引きこもる
6.紹介できるほど詳しくなる
7.他人と旅をシェアする 

旅をしていても、「なーんも楽しいことがない、つまらない」と思うのは、それは自分の世界がつまらないと思うのと同じです。 

アインシュタインが「感動しない人生を送るのは、生きていないことと同じ」と語っていますが、旅をしている途中で、つまらないものにも感動できたら、つまらない毎日にも感動できるはずです。

感動の回復、日常における非日常の回復、それが旅なのかもしれませんね。

この記事が、皆さまの旅に役立てば幸いです。