桎梏の社畜ブロガー

My eyes, your media

ブログって面白いなーと思えたので、4つのブログ紹介とともに共有する

上司にブログを1日最低50個は読めと言われている。

私の仕事は、会社でブログを書くことが80%以上を占めるので、まあ、それもやぶさかではないかと思って、いろいろなブログを読んでいる。

正直、ブログなんて、どこの誰が書いたか分からないもので、そんなの相手にしてる暇はないと思ってバカにしていたが、どうも、バカは自分だったことに気づいた。

いくつか、読んでいるブログを紹介したい。

1. タビラボ

tabi-labo.com

最初に紹介するのが、半年で3000万PVを達成したというブログだ。

これだけPVがあるんだから、やはり、学ぶべきことがあるはずだと思い、1日1回は見ている。

このサイトを見ると、「インターネットはからっぽの洞窟」という本を思い出す。その本を読んだことはないが、多分、こういうサイトを見て着想した本なのだろうと、勝手に思っている。

tabi-labo.com

例えば、この記事などは、「よくもそこまで、綺麗ごとを並べられたな・・・」と感心することしきりである。

しかし、学ぶこともある。書き方だ。タイトルにしても文の長さにしても学ぶべきことがある。洞窟で瞑想するみたいなものだね。

1. まだ東京で消耗しているの?

www.ikedahayato.com

俺は、彼の著作も買ったし、彼の考え方が好きだ。大いに学ぶことがあると思って、よくサイトに訪れているが、いつも何も得るものがなくて、トボトボ帰って行くことが多い気がする。

イケダさんが、有料記事にシフトしているからなのだろう。彼のブログに行って消耗するのは、もうよそう。

3.pica-nyanのブログ

pica-nyan.hatenablog.com

ピカニャンさんのお昼ご飯の紹介である。

写真に添えられた、「思ってたのと違う( ・ε・)」という短句に誘われて、私は写真を目を凝らして眺めることになる。

「エビがはいっていないのか・・・。いや、卵に埋もれているのかも。待てよ、卵はすでに大皿にあるから、ひょっとして、スープのレンゲの下あたりに、エビが隠されているのか。しかし、エビは出汁として使われた可能性も・・・」

ピカニャンさんは、答えを提示してくれていない。タビラボは、スクロールすりゃすぐに答えを提示してくれるのに、ピカニャンさんはそこまで優しくはない。

まるで、ファミコンのような、ユーザビリティを考えていない厳しさがあるではないか。今のゲームは親切すぎる。俺はそれが嫌いなのだ。

ファミコン世代の私には、そんなファミコンを思い出させるような投稿であった。ピカニャンさんの第一読者になれて、光栄の至りである。

(苦情がありましたら、すぐに辞めますのでご連絡ください)

4.世渡り下手の人生

applelife.hatenablog.com

社会生活で感じるいろいろな齟齬を書いているアップルライフさんのブログ。

このトラックバックを貼らしてもらった記事は、俺も大いに同感するものである。俺も宅建の受験を申し付けられて7000円払ったが、当日さぼってしまい、今年一年は、話題にのぼるごとに責められる定めになってしまった。(試験時間前に、秋葉原のラーメン屋で食べているときに、「みんな頑張ろう!」という会社のラインが入った時は、申し訳なく思ったものだが・・・)

 いや、それは余談だ。

この記事が秀逸なのは、最後の文である。「今日は病み上がりで体力も落ちてるし筋トレしてから寝よう」という一節だ。

「いや、病み上がりなら、筋トレしない方が良いだろうに・・・。待てよ、体力が落ちているから筋トレなのか・・・いや、筋トレって、あまり、体力に関係無いんじゃ・・・」と、いろいろ考えさせられる。

rainbowpaper.net

筋トレも案外、体力作りに関係するようだ。しかし、病み上がりはやっぱり運動は控えた方が良いようです↓

14zawa BLOG: 【トレーニング】病み上がり後のトレーニング方法をチェック!

 

もちろん、アップルライフさんは、深く考えもせずに書いたのだろうが、読み手としてはどこかおかしみを感じる。一言言いたくなるような、ユーモアがある。

お大事にしてくださいね。

5.最後に

私には、「どんな場所でも学ぶことができる、学びたい気持ちがありさえすれば」という心に残っているセリフがある。(何の漫画か分かる方、友達になりましょう!)

私は、いまでもそうだが、プラトンのような紀元前の哲学者の本や、トマス・ア・ケンピスのような、宗教家の本を読むことが好きだ。

そこに大いに学ぶことがあるのは事実である。しかし、同じ時間を生きている人に学ぶこともしなければならないはずだ。

ブログは誰でも簡単に言葉を紡げるメディアである。だからこそ生まれる表現の多様性を、しっかり感じていきたい。

で、この記事で何を共有するかって?

あざといブログよりも、一生懸命なブログの方が良いってことですな。